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さよらなら…一回目のチャンスの女神さま

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2012.01.05

さよらなら…一回目のチャンスの女神さま

塚本ユージ 起業創業

「これ受けてみない?」
大学の学食で友人が突然資料を見せて言った。

それを見ると日大芸術学部の編入学入試の募集要項だった。
同じ大学で学部が違うだけだが、優先的な転部というものではなく一般として試験を受けないといけないらしい。

こんなの無理でしょ。
僕はすぐにその資料を返した。
そもそもこの学部は高校の入試面接で2人の面接官と先生たちに
かなり難しいものというイメージの壁で高く囲まれて、
手の届かない場所と思い込んでいた所だった。

高校入試時の面接
面接官A 「大学はどういうところ行きたいの?」
僕 「絵が好きなので、芸術系へ行きたいです」
  (もちろん流れで勢いで答えただけ)
面接官B 「それはね〜、好きなだけじゃ難しいよ。ねぇ面接官Aさん」
面接官A 「ちょっとそこはね、相当がんばらないと無理だし、がんばっても入れない人もたくさんいるからね」
僕 「・・・」

そんな雲行きが怪しい面接の終わ方をし、高校自体の入試が大丈夫だったか不安になったのを覚えている。
高校には無事入れたが、その後も何かのおりで大学について話すときも、
担任にサブリミナル効果のように、
普通じゃ入れない、
好きなだけじゃ入れないと言われ、
大学受験の頃には日大芸術学部の存在すら忘れていた。

一般的な学部の大学に入り、毎日毎日何をするでもなく、
ただ学校に通い、特に興味のない講義を受けている。
周りには、「今の学部は滑り止めで来た」と言い、文句のキャッチボールをしている人間も多くいた。

僕はといえば、教科書に落書きをして、一日を塗りつぶすことで、
なんとなく学生をやっているつもりでいた。
そんな生活が続き、部屋のカレンダーはあっというまに役目を終え、
ゴミ箱に投げ捨てられた。

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