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ヘトヘトになった試験と面接

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2012.02.10

ヘトヘトになった試験と面接

塚本ユージ イラスト

試験会場を出て廊下を歩く。
窓の外を見てはじめて気がついた。
もう日が暮れる。
朝早く来たはずなのに、なんて長い試験なんだ。
そんなことを考えながら面接の教室へ入ると、
いかにも教授!という風貌。
僕は恐る恐る描きかけの課題作品を見せた。

面接官はそれを見るなりすぐに
面接官「君は飽きっぽい?」
と聞いてきた。
僕「えっ!?飽きっぽいんですか?」
予想外の最初の質問に逆に訊ねてしまった。

面接官「いや、君に聞いてるんだよ」
僕「いや、そんなことはないと思います・・・」
面接官「でもほら、この課題の絵見てよ。紙面の中であっち描いたり、
こっち描いたりしてるからさ」
どうやら課題の絵を見て、右端に色を少し塗っては、
左端に色塗っていたりと、バラバラに着彩していたかららしい。
僕「いや、飽きっぽくはないです・・・」
それしか答えることができなかった。

そして、いくつかの質問をされ、
今まで描いていたイラストを見せた。

イラストを見ている時に何を聞かれたかはあまり記憶にないが、
画材は何で描いているの?とか、たいした質問は受けなかった気がする。
後日知ったが、誰かのマネではない、
自分自身の世界観を持っていたのが良かったとその教授は教えてくれた。

(※この記事に掲載のイラストは、僕が初めて「イラスト」という意識で描いたもので、
 なぜこの絵なのかはわからない。
 ただ潜在的にこんな雰囲気の絵や色彩が好きなんだと今になって思う。)

僕は全体的に雲行きの怪しい面接が終わって、
あろうことか最後の一言にこう言った。

「これだけで判断しないでください!」
終始厳しい顔をしていた面接官は少し驚いたような顔をしていた。

面接会場を後にし、
気分が晴れないまま、
課題制作の続きを描いた。

キャンパスを出た時は、
ほとんど日は沈んでいて、
僕の心も同じような状態だった。

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